Looker Studio を使っている方に朗報です。Looker StudioのAPI制限が大幅に緩和されました。
APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)」であり、ここではGA4とLooker Studio の連携に関わる仕組みを指しています。これまでGoogleはこのAPIに過大ともいえる制限を課していました。
今までのAPI制限
Looker Studioのグラフや表を閲覧する度にトークンが消費されていた。
Looker Studio には1時間当たりのquota(割り当て)として5,000トークン用意されていて、1時間で5,000トークンが消費されるとエラーが出る仕組みだ。また、日ベース のquota(割り当て)として 25,000トークンが用意されている。1日で25,000トークンが消費されるとエラーが出る仕組みだ。
詳しくはアジアスターズ GA4のデータLooker Studioで接続エラー をご参照ください。
これからのAPI制限(2023年5月~)
Looker Studioのグラフや表を閲覧する度にトークンが消費されるのは変わらず。だが、割り当てトークンが大幅に増えた。
Looker Studio には1時間当たりのquota(割り当て)として40,000トークン(今までの8倍)用意されていて、1時間で40,000トークンが消費されるとエラーが出る仕組みだ。また、日ベース のquota(割り当て)として 200,000トークン(今までの8倍)が用意されている。1日で200,000トークンが消費されるとエラーが出る仕組みだ。
今まで、エラーが表示され、Looker Studio の更なる活用に踏み込めなかった、あるいは、制限の無いBigQuery を考えていた方もこれを機に再検討されてはいかがでしょうか?